We can be a dreamer

ドリボのソウヤが好きすぎる…。もちろん担当だからに決まってるけれど、猪狩くんが初めて与えられる２つ以上のセリフがある役！嬉しい！！でも、それ以上にソウヤが好きになってしまった！！！ソウヤ語りたい！！！！

(ドリボほぼ初見の新規の語りをお許しください。そしてかなりのネタバレです)

DREAM BOYSとは、今話題の滝沢秀明さんが初主演を務めた2004年から綿々と受け継がれるジャニーズ伝統の演目。

今年の主演はキスマイの玉森裕太さん演じるユウタ、千賀健永さん演じるケント、宮田俊哉さん演じるトシヤ…。そう、演出・ジャニー喜多川舞台の役名は大体本名(＝芸名)。同じ役でも名前は必ずその人の名前に変わる、つまり再演と言いつつも演者が変わると基本的には違う役。ドリボ初出演ではないものの、前回ほぼセリフがなかったことを考えると、猪狩蒼弥の別人格であるソウヤは今回が初登場。でも、今年の公演が始まる前から噂されていた。

「一匹オオカミ的な性格なら猪狩くんが鉛の役なんじゃない？」

そう！ソウヤは鉛の役だった！

まず2年前と変わっていないドリームボーイズの話の大枠を振り返っておくと…主役のキスマイは幼馴染の3人。1人は弟の手術費用のためにボクサーを諦めてお金を稼ごうとするユウタ。もう1人はチャンプ。(もう1人は2人の友人)時を経て2人は対決することになるが、病気を患っていたチャンプを倒したユウタのグローブには鉛の板が！？実はそれはユウタの母親(マダム)に恨みを持つリカさんによる策略だった…。だいぶはしょってますが、とにかく鉛めちゃくちゃ大事。だから鉛を発見する役もめちゃくちゃ重要。

2年前の鉛役は真田佑馬くん。あの1リットルの涙でお茶の間の涙を誘い、舞台で主演も務める演技派さなぴー…。

上演開始後すぐに聞こえてきた「さなぴーの役を猪狩くんは無理があるんじゃないの？」

うん、無理がある！ソウヤはサナダじゃない。でもそれは演技力の違いとかそういう部分ではなくて根本的に2人は違う人！

ソウヤとサナダの違いにこそソウヤの可愛さが詰まってるから！聞いて！

その1

ソウヤはドリームランドのメンバーと対立しているけれど、このままではいけないとわかっている

今年のドリボを見てない人にとってドリームランドとは？って話だと思うんですけど、親に捨てられた子供達が集まってシアターを運営している、らしい。ユウタの弟ユウトを含めたHiHi Jetsの5人はみんなそこで暮らしているけれど、ソウヤはどうも孤立している…。というか冒頭からソウヤキレまくりなんですよ…

「俺らも高校を卒業した！もうここを出たっていいんじゃないのか💢💢💢」(ニュアンス。早口すぎて覚えられない) そんなソウヤに4人も困惑顔…。

しかーし！ただの反抗期キレまくりではないのがソウヤ！「トシヤさんみたいになりたい！仕事をしながら週末はドリームランドで僕たちの世話をしてくれる…それって大変なことですよね」

さっきキレてたのにもう可愛い！！！

しかも、仲間と揉めるソウヤを心配するトシヤさんに「分かってます…」ソウヤは分かってる！！！

しかしすぐに「リカさんのところでバイトしてるんだ。勘違いするなよ、ドリームランドのためじゃない！自分の夢のためだ！」とかユウトに言っちゃう！素直になれない！

ここで汲み取りたいのは、ソウヤが仲間と対立してしまうのはみんなが嫌いだからではない、ドリームランドにばかり頼っていて俺たちは大丈夫なのか？もう独り立ちした方がいいのでは？という気持ちなんですよね…。でもその気持ちをうまく仲間に伝えられなくてついついキレキャラに…愛おしい…

※サナダは出来上がってる大人なので虎視眈々と復讐の機会を狙ってる。

その2

ソウヤはリカさんが鉛の板を入れたことを知らない

これ！猪狩担とリカ担以外見逃してるとこなのかもしれないんだけど！

チャンプとユウタの試合後…

ユウタが勝ったことに喜ぶソウヤにリカさんが耳打ち。

ソウヤがリョウの持っているグローブを取りに行く。

リカさんに渡して自分は倒れたチャンプの様子を伺う。

「ソウヤ！これ！」リカさんに呼ばれる。

グローブの中を見る＼ハッ！／「おい！見ろよ！ユウタのグローブに！鉛の板が！」チャリーン…(グローブを逆さにして鉛の板が落ちる音)

信じていたユウタがした卑怯な行為に傷つくソウヤ…グローブをリョウに押し付けてリカさんの後を追う…。

ソウヤ…かわいそうなソウヤ…リカさんのところでバイトしていたために証人にさせられるソウヤ…

はい！この時点でのソウヤは完全に「ユウタに裏切られた！」の気持ち。でも、次にソウヤが出て来る場面では微妙な気持ちの揺れが…

マダム「本当に入っていたの？ユウタのグローブに鉛が…」

ソウヤ「たぶん…。ユウタはみんなが憧れる強い男だ！そんなことをするはずがない！理由があるとすれば…ユウトの心臓…」

そう…一度は裏切られた、見損なったと思ったユウタ…でもユウタはそんなことをするはずがない…本当に鉛は入っていたのか…？いやでもリカさんが見つけたんだから…ユウタがあんなに必死になるなんて…ユウトの心臓しか考えられない…

ソウヤのユウタ愛…(涙)

そしてリカさん罪深すぎる〜！

このくだりからリカさんへの不信感が募り、「オレもユウタを一緒に探したい！何かオレがしていることがユウタに良くない気がする…」

この何となく気づく感じ！！！愛おしい！！！

※サナダとリカさんは復讐という共通の目的で繋がった同士なので利用し合っている

その3

ソウヤはチャンプのことも尊敬している！

「ドリームランドはユウタたちが俺らのために作ってくれた」というのも冒頭に出て来るソウヤの台詞。当然チャンプのこともラブ！

チャンプの復讐のためにユウタを探す侍たちに対し、

「復讐？チャンプはそんなこと望んじゃいない！(その通り！)いっつもチャンプのそばにいるのに何にも分かってないんだな！」

ソウヤー！かっこいいよー！！ソウヤー！！！

※そもそも復讐が目的のサナダと違い、ソウヤは復讐なんてバカバカしいと思うマジメボーイ！

その4

ソウヤは本当はドリームランドのみんなのことが大好き！

もうここまで来たらそりゃそうだろ！って感じですが、ソウヤは早く一人前になりたくてみんなと距離を置こうとしているだけで本当はみんなのことが大好き！反抗中にもリカさんにドリームランドの仲間のことを聞かれれば目をキラキラして答えるし、瑞稀に手を出す侍には「汚ねえ手でさわんじゃねえ！」とまるで騎士ばりのガード！

もうもはやサナダとは完全に別人格！分かります？？？完全に完成された大人でリカさんと対等なサナダではなく、ソウヤはまだ大人たちに守られている思春期そのもの！だから自分の気持ちもうまく友達に伝えられないし、騙されてるのにもなかなか気づけない…愛すしかなくない？？？

でも猪狩さん初めての演技だから回によって微妙に気持ちの動きだったりキャラクターが違ったり、まだまだどういう気持ちの表現なのかわからないシーンもあったり…そんなところも含めてソウヤのトリコ！！！

これを読んでからDREAM BOYSを見に行く人がいたらソウヤに注目してほしい！そして共に語り合いたい！

※台詞メモしてなくて記憶頼りなので間違いあると思います。